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経歴

 

鳴海暢平 1968年札幌市まれ。1992年東京藝術大学美術学部油画科卒業、1995年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。1992-94年ACC(アジアン・カルチュラル・カウンシル)の助成にてニューヨークに滞在。1998年ポーラ美術財団の助成。2010年までニューヨーク在住。2011年から東京を拠点に活動しています。

 

主な個展に「臭景-Scent View」(ハラミュージアムアーク、群馬、1997年)、「Point of view」(ARTISTS SPACE、ニューヨーク、2002年)、など。その他グループ展として「fo(u)r tunes part 2 会田誠・鳴海暢平」(レントゲン藝術研究所、東京、1993年)、「VIPER」(ICA London、ロンドン、英国、1996年)、「On Healing:The Curative Power of Art」(ハラミュージアムアーク、群馬、1997年)、「WALKING」(DANESE、ニューヨーク、1999年)、「Dog Day Afternoon」(APEX ART CURATORIAL PROGRAM、ニューヨーク、2000年)、「animals in contemporary art」(NGBK、ベルリン、2009年)、「Tierperspektiven」(Georg-Kolbe-Museum、ベルリン、2009年)、「I Seminário Internacional Arte e Natureza」(ドイツ文化センター、サンパウロ大学、Matilha Cultural、サンパウロ、2011年)、「きぼうのかたちー原美術館コレクション」(ハラミュージアムアーク、群馬、2020年)、「雲をつかむー原美術館コレクション」(ハラミュージアムアーク、群馬、2022年)など。

 

 

 

 

鳴海にとって作品とは自己や世界を認識する道具であり、その制作プロセスは過去のビデオや写真をメディアにしていた頃から、現在のペインティングに至るまで一貫しています。自分の外側の世界と内側の世界、そこから感じ取ったイメージを重ね合わせ、自己と他者の視点が作品の中で融合し、具現化されてゆきます。「自己と他者が幾重にも重なり合い融合した世界、私にとって作品とはそれを純化したようなものである」と鳴海は言います。

It is the tool that the art recognizes self and the world for Narumi, and the production process is consistent up to current paintings since I was doing a past video and photograph in the media. Put own memory and dream that I took in from image and there that it got on top of one another, and self and the viewpoint of others fuse in a painting, and I am embodied by the talks with people with the specific environment.  

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